家 族 ①
日々あれこれ書いてますが、今はだいぶ落ち着いたなと思います。
父が亡くなり10年経ちます。
それまで何十年もの間、父との確執で悩み続けてきました。
私が育った家庭は、いわゆる「機能不全家族」でした。
単身赴任してる父が帰宅すると、家の空気がかわり、皆緊張し萎縮しました。
父は一言でいうと厳格几帳面。
高学歴で異常なほどプライドが高く、
自分だけが正しいと思っています。
家族に自分の価値観を押し付け、自分の意のままにならないと、母にあたりました。
それに、世間体ばかり気にしていました。
家族のありのままを受け入れず、認めようとしませんでした。
そんな環境で長年暮らし続けた結果、
母は自律神経の乱れで体調を崩し、
私は摂食障害に、
弟は不登校になったのでした。
私は、友人に摂食障害の悩みを相談しました。
友人は家族問題に詳しい先生を紹介してくれ、早速、カウンセリングを受けました。
「こういう家庭環境だと、摂食障害にもなりますよ」
「ずいぶん、がまんしましたね」
先生の思いがけない言葉に、涙が止まりませんでした。
そこではじめて、自分が「アダルトチルドレン」だということを知ったのです。
~ 次回に続きます ~