夫の家に宿泊&職人技
先日の飲み会の後、実家には戻らずに最寄りの夫宅に泊まりました。
なんと、夫宅に泊まるのは結婚以来初めてのこと。
いろんな葛藤があり、泊まると決めるまでしばらくかかりましたが、今回は思い切ってみました。
これまでなら、飲み会があっても絶対に夫の家に泊まることはありませんでした。
それなのになぜ?
結婚してまる5年になります。
これまで私が夫に指摘してきたことを、夫は少しずつではありますが学習し、以前に比べればだいぶ出来るように(まともに)なってきたように感じます。
もちろんアスペルガーっぽい性質は変わっていません。
しゃべりだしたら止まらない、空気が読めない、表情が読めない、何かとパニクる、失礼な言葉を発する等々相変わらずです。
それでも、5年前から比べればよっぽど改善してきていると思います。
夫はこういう人・・というあきらめと、慣れもあるのかもしれません。
それと、今後のことを考えれば・・というのがあります。
いつかは夫と同居する日がやってきます(現状では)。
いきなり同居するのは自信がないので、その日の為に少しずつ自分を慣らしていこうと気持ちからです。
そんなことから夫宅に初めて泊まりましたが、夫にイラつきキレることもなく無事翌朝を迎えたのでした。
ま、一晩だけでしたからね。
これが毎日となれば・・どうでしょうね・・
そして、翌日の昼食は夫と一緒にラーメンを食べに行くことにしました。
ラーメン屋さんの開店時間までしばらく時間があったこともあり、たまたま開催していた工芸品の展示イベントに立ち寄りました。
会場は県内の様々な職人さんの作品が展示してあり、展示販売もしていました。
記念に何か買えそうな物がないか見て回りましたが、ほぼ一品物なので、お値段もそれなりにお高い・・
いくつかのブースを回った中で、私にも買えるお品を建具屋さんのブースで発見!
これです↓ 木製のコースターのようなもの。
そもそも布とは別売りで、スタッフの方が布に接着剤で貼ってから飾るといいと教えてくれましたが、私はミシン糸で留めてみました。
コースターと思ったもの・・実は建具や欄間などに使われている紋様の一部でした。
その日のイベントのためにわざわざ制作したそうです。
直線と曲線の美しさ・・見るたびに感動してます。
職人さんの世界では、よく後継者不足と言われていますが、実際にご高齢の方が多かったように思います。
展示されていた作品は、昔ながらの伝統を踏まえながらも、今の時代に合うようにデザイン等の工夫がなされていて、職人さん達がいろいろと努力されていることが伝わってきました。
このようなすばらしい職人技が、次の世代にも受け継がれていってほしいと願うばかりです。